2023年11月からENEOS電気の値上げが行われます。
我が家の場合、どの位の影響があるのか改めて確認してみました。
ENEOS電気が値上げ
ENEOS電気の値上げは2023年11月分からとなっています。我が家は、「東京Vプラン」の契約ですので、以下のような変更となっているようです。約10円/1kW時の値上げとなっているようです。
項目 | 詳細 | 改定前 | 改定後 | 差 |
基本料金 | 契約電流60アンペア | 1,771円74銭 | 1,771円44銭 | -30銭 |
電力量料金 | 最初の120キロワット時まで | 19円97銭 | 30円00銭 | +10円3銭 |
(1kW時) | 120キロワット時をこえ300キロワット時まで | 24円63銭 | 35円05銭 | +10円42銭 |
300キロワット時をこえ | 26円31銭 | 37円10銭 | +10円79銭 |
ENEOS電気の料金体系
ENEOS電気の料金体系は、以下のようになっています。
下図の「燃料費調整額」「再生可能エネルギー発電促進賦課金:再エネ賦課金」は、毎月変動しますので今回の改定は、「基本料金」「電力量料金」の部分になります。
https://www.eneos.co.jp/denki/charge/
我が家の電気代はどうなるのか
2023年9月分の電気代で値上がりした場合の金額を出してみました。「燃料費調整額」「再エネ賦課金」は11月以降どうなっているのか分かりませんので、9月と同じ金額で試算してみました。
結果、903円の増加となりました。
世の中、値上げ、値上げと騒いでいますが、我が家の場合、太陽光発電などの電気を自家消費しているため使用電力量が少ないこともあり、今回の値上げ程度であれば、それほど大きな影響はなさそうです。
使用電力量:90kWh
3,424円
(1,771.74+(19.97×90)ー243.9+126)ー27
4,327円
1771.44+(30×90)ー243.9+126)ー27
【参考】昔のマンション暮らしの時だったらどうなるのかも試算してみました。
当時の「燃料費調整額」「再エネ賦課金」が不明でしたので正確な金額ではありませんが、「燃料費調整額」「再エネ賦課金」が現在と同じ金額で試算すると、5,753円も増えることになりました。この金額を見ると、太陽光発電や蓄電池の効果が実感できます。
使用電力量:491kWh
13,109円
18,862円
1771.44+(30×120+35.03×180+37.1×191+126)ー27
過去の電気代がどうだったのかが気になったので確認してみました。
あまり難しいことは考えず、請求金額÷使用料(kWh)を単価として計算してみました。
2020年と2021年は変化なく、2022年から毎年上がっているようです。
この先どこまで値上げが続くのかと考えると恐ろしい。。。。
2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年※ | |
単価(平均値) | 27円 | 27円 | 36円 | 43円 |
今後、どうする
現時点では電力会社を変更しない予定です。
蓄電池を設置してまだ1年経っておらず、電気使用量のデータが年間通してないため、少なくとも来年の4月ぐらいまではこのままで行こうと思います。
ただ、我が家は、請求金額の基本料金の割合が大きいので、基本料金なしの電力会社のほうが割安なのかなーなど考えながら、さらなる値上げに備えて電力会社をリサーチしていこうと考えています。
これからも電気料金は上がっていくと思われますので、節電及び、自家消費をやっていきたいと思います。