電動自転車のバッテリーは、結構な容量を持っています。普段は電動自転車のアシスト用バッテリーとして利用しますが、実は非常時にはポータブルバッテリーとして活用することができるのです。
今回紹介するのは、「USB出力アダプター(電動アシスト自転車バッテリー専用)」(パナソニック)です。
早速見ていきましょう。
USB出力アダプター(電動アシスト自転車バッテリー専用)
パナソニックの電動アシスト自転車バッテリーに接続して利用するアダプターです。このアダプターを付けることにより、USB端子からバッテリーを利用することができるようになります。
コンセントなどの電源は不要です。
タイプAのUSB端子が2口あります。

USB出力アダプター
メーカー希望小売価格
2,950円(税込)https://cycle.panasonic.com/accessories/adapter/nku001/
- 電動アシスト自転車用バッテリーの利用シーンの幅を広げる
取り付けるだけでUSB出力バッテリーとして使用が可能- USB出力2ポート搭載で2台同時に給電が可能
- 16Ahバッテリーならスマートフォン(容量:約3,000mAh相当)
約20回の充電が可能
(モバイルバッテリーと同等の3.6V換算した場合、約112,000mAhに相当)
注意!!
持っているバッテリーの型番を確認して、対応機種かどうかを確認ください。

上記は2024年1月6現在です。最新情報は、以下で確認ください。
https://cycle.panasonic.com/accessories/adapter/nku001/
活用シーン
- 停電時のポータブル電源として利用
- 電動自転車を使わない時、バッテリーを外してポータブル電源として利用
- 外出時に持っていれば、スマホ充電もできる。持っていればですが。。。。
USB出力アダプターの使い方
とても簡単です。バッテリーとアダプターをつなげるだけ。


スマホを充電すると何回ぐらい充電できるのか
実際にスマホ充電をしてみました。電動アシスト自転車を購入してから10年ぐらいたっていますので、少しへたっているかもしれませんが、その状態で試してみます。
ちなみに、我が家にあるバッテリーは、12Ahタイプですので、メーカーが言っている16Ahでスマホ20回分よりは少ないという事です。
まずはバッテリーを満充電します。

そして、iphone14 Proとiphone12 Pro 2台を使い、各iphoneの電池残量20%から80%になるまで充電します。
1台のiphoneを充電したら1回として何回充電できるかを試してみます。
早速結果です。
18回
結果、18回でした。最後、19回目は、35%のところで充電できなくなりました。
20%~80%とルールを決めましたが、実際には、Min13%~Max94%の間で充電となりました。
18回の平均は、18.4%~84.4%の間での充電となりました。
iphoneを20%から80%に充電完了するまでに、おおよそ1時間20分ぐらいでした。
実際の状態を写真で見てみましょう。
バッテリーには、充電状態を示すLEDが5個ありますが、以下のような推移となりました。






最後、19回目は充電できなくなってもLEDは点滅している状態でした。
まとめ
予想以上にスマホ充電が行えました。スマホは大体、1日1回充電すると1日利用できる感じですので、2台のスマホでおおよそ1週間ぐらい利用できそうです。停電対策、災害時対策には有効ではないでしょうか。
通常、電動アシスト自転車で使っていますので、満充電状態という事はあまりないと思いますが、50%の状態でもスマホ2台を3日~4日は利用できること言う事になりますね。
普段は電動アシスト自転車で利用、いざという時にポータブルバッテリーとして使えるというのはとても良いと思います。
値段も3,000円弱と安価ですし、パナソニックの電動アシスト自転車を持っている人は、持っていて損はないアイテムと思います。
いつ災害が起きるか分かりませんので防災対策としても持っておくのも良いのではないでしょうか。
ぜひご検討してみてください。