今回は、パナソニックのドア・窓センサー送信器 MKN7521Wについてレポートしたいと思います。この製品は、AiSEG2と連携して、ドアや窓の開閉状態を無線で送信することができる便利なセンサーです。
製品の詳細を見てみましょう。
ドア・窓センサーの特徴
このセンサーは、パナソニックのAiSEG2に無線で接続して利用するドア・窓センサーです。
当然ですが、AiSEG2がないと利用できません。
センサーの特徴は以下の通りです。
- 電池寿命が約3年（窓の開閉：10回/1日）でそこそこ長い
- 防水性能は、JIS C 0920 IPX4
- 送信距離が約100mと広範囲に対応できる
- 無線のため配線などが不要
- 送信器の色がホワイトとブラックの2種類から選べる
AiSEG2とは
https://www2.panasonic.biz/jp/densetsu/aiseg/
すまいの「できたらいいな」を当たり前に。
ドア・窓センサーで出来ること
AiSEG2とドア・窓センサーを連携させることで、以下のような事ができるようになります。
- 戸締りの状態表示および報知が可能
「戸締り」画面にて、センサー送信器の状態確認ができます。窓が開いたままの場合、報知モードに設定すればお知らせもしてくれます。 - エアコンとドア・窓センサーが連携して、ムダ使い防止をサポート
エアコンの運転中に窓が開いていると、プッシュでお知らせしてくれて、電気のムダ使い防止をサポートしてくれます。 - スマートフォンのGPS機能と連携し、外出時に戸締り情報をプッシュでお知らせ！
外出時に、ドア・窓を閉め忘れていた際にも、GPS機能と連携し、家から離れたタイミングですぐにお知らせが届くので、もし窓を開けっぱなしにして外出していた際も、戸締りをしに家に帰ることができるので、あとから不安にならずに安心です。また、報知モードをONし忘れていても、「ON」し忘れをお知らせしてくれます。外出先でドア・窓が開いた際にもプッシュでお知らせしてくれます。
実際に取り付けてみた
我が家では、1Fの横すべり出し窓に付けています。
付けている窓は、YKK APのAPW330で、窓枠にピッタリと設置できます。
センサー外形寸法：高さ110mm、幅30mm、奥行12.5mm
本体、マグネット共に両面テープで設置します。
両面テープは、最初から本体、マグネットに付いています。
ちなみに、電池も付属しています。
センサー本体とマグネットが合わさると窓が閉まっていると認識し、離れていると開いていると認識します。
AiSEG2は、2Fに設置しており、AiSEG2とセンサーの距離は、直線距離で7m～8mぐらいだと思います。
無線のスペックとしては、見通し100m。
直線距離で7m～8mで1Fから2Fの間に壁がありますが、問題なく通信できているようです。
購入する前は、障害物があって本当に通信できるのか心配でしたが、大丈夫でした。
実際に動作させてみた
実際に窓を開けるとどうなるか動作させてみました。
窓を閉めた状態では、AiSEG2画面の窓センサーの状態は以下となっています。
窓を開けると、AiSEG2の画面に警報音とともに「戸締り注意」のメッセージが表示されます。
センサーの状態を見てみると、開いている状態が分かります。
スマホアプリにも通知が来ます。
報知モードを「切」にすれば、窓を開けても通知されなくなります。
設置してみてどうだったのか
設置、設定はとても簡単に行う事ができました。
設置に関しては、両面テープで張り付けるのみですので、張り付ける場所さえしっかりと決めてしまえば後は簡単です。
設定についても、付属のマニュアルを見れば簡単に設定できます。
我が家の場合は、サッシの色が白という事もあり、目立つことなくとても良かったです。
色違いの黒もありますので、サッシの色に合わせて選択すると良いと思います。
防犯面で、窓が開けば通知が来ますので、留守の時などは安心ですね。
また、窓の閉め忘れなどにも活用できて便利と思います。
ちょっと残念なのが、開いている状態がAiSEG2のモニターまたはスマホアプリで見ないと分からない所です。
出来れば、窓が開いている状態の場合、AiSEG2のLEDを点灯させるとかしてもらえるとすぐに気が付くことができて更に便利だと思います。
実際に、日中窓を開けていた場合に、夜、窓を閉め忘れることがあり、自分でも不用心だなと思います。
この時に、LEDなどが点灯していると閉め忘れを気づくことができるのですが。。
今のところ、そのような機能は実装されていませんので残念です。
まとめ
今回は、パナソニック MKN7521W ドア・窓センサーをレビューしました。
簡単に設置でき、いざという時に役立つと思いますので、興味のある方はご自宅などの窓に設置してみてはいかがでしょうか。
