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初心者でも簡単。キエーロの作り方&費用

コンポスト

日本の家庭から出る生ごみの量は、年間約1200万トンといわれています。


生ごみは約80%が水分で、焼却時にたくさんのエネルギーを必要としていて無駄なエネルギーを消費しているという記事を見て、何か自分にもできることはないかと考えるようになりました。


まず最初に、生ごみ乾燥機を使ってゴミを減らせるのではと思い、いろいろと調べていたところ、Youtubeでこのキエーロを見かけて、これだ!!ということで早速DIYしてみたという訳です。

キエーロとは

キエーロって何?という方もいると思いますので、まずはキエーロとは。


キエーロとは、神奈川県葉山町にお住いの松本信夫さんが開発した、土の力で生ごみを分解する生ごみ処理器です。黒土の中にいる微生物が生ごみを分解するため、特別な菌等を購入する必要がなく、また、生ごみを入れても土の量は増えませんし、正しく使えば、虫や臭いが発生しにくいといった特徴もあります。

キエーロの作り方

我が家は次のようなステップでキエーロを作りました。
出来上がりはこんな感じです。初心者にしてはうまくできたかも。

キエーロの作り方
  • STEP1
    置く場所と大体の大きさを決める

     我が家は、幅:910mm、奥行:600mm、高さ:600mm としました。

  • STEP2
    材料を購入する
    • 杉材:雨に強いといわれている杉材を選択。
    • ポリカボード:キエーロの天板用。
    • 丁番:天板が風等で煽られないようにするため。
    • 水性塗料:杉材の保護
    • ねじ:キエーロ組み立て用
    • テープ:強力補修用テープ
  • STEP3
    木材に塗装をする

    防腐効果や、表面保護、見栄えを目的として塗装を行います。

  • STEP4
    組み立てる

    木材は、ホームセンターでカットしてもらってきましたので、電動ドライバーさえあれば組み立てできます。

  • STEP5
    設置をする

    予定していた設置場所に設置します。我が家のキエーロは、底がないタイプですので、設置する場所を少し掘って、数cm埋めるような形でキエーロを設置しました。

  • STEP6
    土を入れる

    一般的には黒土を入れるとなっていますが、我が家では庭にある土をそのまま使っています。

キエーロの製作費用

キエーロの製作にかかった材料費(税込み)です。


木材は、たまたま、SALE中の杉材を発見。雨に強いといわれているので、これ幸いと購入。


良く紹介されているキエーロの天板は、塩ビの波板なのですが、好みではなかったので、少し高いですが、ポリカボードにしてみました。

ポリカボードは、ちょうど良い大きさのものがなく、Amazonで購入。こう見てみると、ウッドペイントが高いですね。

塗装しなければ、¥6,206で出来ていました。塗装すると、防腐効果や、表面保護で長持ちすると思いますので、結果的には安上がりになるのでしょうか。

材料数量金額
杉材①:1,820mm×120mm×13mm8¥1,380
杉材②:4,000mm×24mm×24mm1¥828
杉材③:3,000mm×24mm×24mm1¥580
ステンレス丁番1¥498
煽り止め1¥158
ポリカボード:600mm×900mm1¥1,578
強力補修テープ1¥388
ウッドペイント1¥2,480
ねじ類1式¥796
合計¥8,686

実際にキエーロを使ってみた

2022年5月から利用し始めましたが、これまでにトラブルなく運用できています。虫や臭いはまったく発生していません。気候によって分解の速さが違いますので、冬は結構分解に時間がかかります。

逆に夏はとても速いです。また、生ごみの種類によってもなかなか分解されないものもあったり、芽が出てきたりといろいろな事が起きてとても面白いです。

当初の生ごみを減らすという事に関していえば、定量的ではありませんが、だいぶ削減できているのではないかと思います。

これからもこつこつと自分ができるエコ生活を続けていきたいと思います。

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