電気自動車(EV)の普及が進む中、日産サクラが注目されています。その小さなボディと都市部での使いやすさ、そして何よりもその電費の良さが魅力です。このレポートシリーズでは、実際に日産サクラを購入し、その電費を中心に長期的な使用感やメンテナンスの様子を詳しく報告していきます。
今月の走行距離と電費
今月の走行距離と電費は以下の通りです。
293.0km
7.3km/kWh
今月は、さらに電費が落ちました。そうエアコンです。エアコン付けるとこうなります。
基本的に、Dレンジで、e-PedalはOFFで運転しています。
Nissan Connectアプリで見るとこんな感じです。

次に電費について詳しく見ていきましょう。
電費実績の詳細分析
先月に引き続き、エアコン必須の季節です。
日中運転するときは、ほぼエアコンをつけています。
ついにの4km/kWh代の電費が出ました。一番悪くて、4.9km/kWhでした。過去を見てみると最低電費は、4.6km/kWhでした。

それでは、実際の電気代も見てみましょう。
今月の電気代
1,204円
1kWあたりの電気代は、30円。走行距離が293.0kmで電費が7.3km/kWhですので、
サクラの電気代:1,204円
今月は走行距離が短いために安く見えますが、電費は落ちていますので割高です。
それでは、ガソリン車と比較するとどうなるか見てみましょう。
近所のガソリンスタンドの価格(会員価格)を見ると、以下のような価格でした。最近160円前半の価格で安定した価格になってきました。
レギュラー | 162円/L |
軽油 | 142円/L |
走行距離、293.0kmで、サクラに近い日産DAYSの燃費(16.12km/L)で計算すると、
レギュラーの場合の燃料費:2,945円
ガソリンの場合、電気代と比較すると約2.5倍の価格でした。
少し差が縮まりました。
とはいえ電気代のほうが安いですね。
充電方法と充電時間
今月は、すべて家充電となっています。
我が家はV2Hシステムから充電しており、なるべく太陽光発電している日中に、充電をするようにしています。
また、夜間は、EV蓄電池が50%になるまで、夜間電力として利用しています。
今月の特記事項
7月に書き忘れていた事を1つ。
7/21(日)に東京ビッグサイトにサクラで出かけました。往復140kmぐらいのルート案内でしたので一回充電して帰る計画をしていました。
ところが、帰るときの残量を見ると、確か67%ぐらいあったと思いますが、これであれば充電しなくても大丈夫と思って充電せずに帰宅することにしました。
これが間違いでした。。。。
帰りも特に渋滞があったわけではないのですが、あれよあれよと残量が低下。気温が高かったのでエアコンを入れています。
途中なんかやばそう!!と思い始めました。
我が家は、ZESP3カードなど契約しておらず、遠出する時はENEOS PLUS(基本料金がいらない充電サービス)を利用しています。とはいってもこれまでに1回しか利用したことがないです。
という事で、高速にはENEOS PLUSはありません。わざわざ高速降りてENEOS PLUSに行くのもどうかと思い強行することにしました。
更に残量は低下。30%を切ってきました。
ナビの家までの距離とメーターの走行可能距離を見ると、何とか大丈夫そうなのですが、こういうの初めてで気持ち的にナーバスになってしまいました。
それでエアコンを切ることに。
走行可能距離は少し伸びましたが、予断を許さない状況は続きメーターばかり気になりましたね。
高速道路を下りるときには、10%を切っていました。
インターからは約15kmぐらいで家に着きますのでもう大丈夫だとエアコンをつけほっとしながら帰宅しました。到着したときは、確か8%ぐらいだったでしょうか。
本当は食事をして帰るつもりでしたが、心に余裕もなく一心で家に向かっていました。
帰宅して、V2Hで拡張充電(最大9.9kW)を行って、改めて食事に行きました。
初めて拡張充電をやってみましたが、家充電で高速充電できるのは助かります。
充電カードを持っていればこんなことにはならないのかもしれませんが、ほぼ家充電の私たちにとってはトピックになるぐらいの出来事でした。
計画的な充電は大切だなと身に染みて感じました。
今月の電費から学んだこと
何度も言いますが、エアコンは電費に大きく影響する。
先月の話ですが、EVにとって、出先での充電計画は大切。
まとめ
今月は、電費がさらに落ち込み、真冬より電費が落ちることが分かりました。暖房よりもエアコンのほうが電費に与える影響が大きいという事ですね。
最後に、毎月の電費の変化を書いて終わりにします。
現在の平均電費:8.7km/kWh
