電気自動車(EV)の普及が進む中、日産サクラが注目されています。その小さなボディと都市部での使いやすさ、そして何よりもその電費の良さが魅力です。このレポートシリーズでは、実際に日産サクラを購入し、その電費を中心に長期的な使用感やメンテナンスの様子を詳しく報告していきます。
今月の走行距離と電費
2月の走行距離と電費は以下の通りです。
264.9km
8.0km/kWh
ほとんどが、1回60分以下の運転で、買い物などの街中での運転となります。週末に少し長めの運転をしました。2時間15分でした。
めちゃくちゃ寒いときは、暖房(26℃設定)、シートヒーター、ハンドルヒーターをつけて運転しています。それ以外は、シートヒーター、ハンドルヒーターのみで運転することが多いです。
基本的に、Dレンジで、e-PedalはOFFで運転しています。
Nissan Connectアプリで見るとこんな感じです。

次に電費について詳しく見ていきましょう。
電費実績の詳細分析
今月は、気温との相関を見てみようと思います。
一番下に青梅市の気温推移を載せています。
これを見ると、最高気温が5℃以下のときの電費は良くないことが分かります。
2月5日:5.6km/kWh
2月25日:5.4km/kWh
寒いと暖房等をつけるので電費が悪くなるという事がはっきりとわかりました。
あと、少し長めに運転した日(2月11日)は、電費が一番良かったです。たまたまなのかもしれません。




それでは、実際の電気代も見てみましょう。
今月の電気代
993円
1kWあたりの電気代は、30円。走行距離が264.9kmで電費が8.0km/kWhですので、
サクラの電気代:993円
それでは、ガソリン車と比較するとどうなるか見てみましょう。
近所のガソリンスタンドの価格を見ると、以下のような価格でした。レギュラー価格は先月と比較して2円高くなっていました。
レギュラー | 164円/L |
軽油 | 144円/L |
走行距離、264.9kmで、サクラに近い日産DAYSの燃費(16.12km/L)で計算すると、
レギュラーの場合の燃料費:2,695円
先月と同様、ガソリンと比べて、約1/3の価格でした。
ガソリン価格も落ち着いてきていますが、電気代のほうがずいぶん安いですね。
充電方法と充電時間
今月も、すべて家充電となっています。
我が家はV2Hシステムから充電しており、なるべく太陽光発電している日中に、充電をするようにしています。
また、夜間は、EV蓄電池が50%になるまで、夜間電力として利用しています。
今月の特記事項
今月は、Nissan Connectのドライブ履歴の中にある運転のエコドライブ評価画面について記載しようと思います。
各日の電費詳細を見ていくと、以下のように運転のエコドライブ評価画面が出てきます。

3日分の運転評価になります。
「アクセル」「ブレーキ」の項目はなんとなくどんな評価なのかわかるような気がしますが、「アクセサリ」とは何だろうとふと思いました。
良く観察すると、電費が悪いときは、アクセサリの☆が少ないのです。
という事で、日産に聞いてみました。
・エコドライブ評価:各項目の総合評価
・アクセル:1kmあたりに駆動モーターが消費した電力量
・ブレーキ:1kmあたりにブレーキが発電した電力量
・アクセサリ:1kmあたりに車内機器が消費した電力量「アクセル」および「アクセサリ」は、各項目の電力消費量が少ないと星が5つ、消費量が多いと星は1つになるとの事。
走行距離当たりの消費電力の良し悪しの評価。
また、「ブレーキ」については、回生エネルギーの回収量が多いと星が5つ、少ないと星は1つになるとの事。
日産自動車お客さま相談室からの回答
「アクセサリ」の消費電力で、運転の評価が変わるのはちょっとわかりにくいですよね。
「ブレーキ」については、前車がMAZDA車で、日産車のブレーキはやわらかくつい強く踏みすぎる傾向があるようです。なれるまでに時間かかりそう。
今月の電費から学んだこと
毎度のこととなりますが、暖房の電費に与える影響は大です。
おそらく2月が電費の底だと思います。徐々に暖かくなれば電費も上がってくるでしょう。
可能な範囲で節電を行っていきたいと思います。
Nissan Connectのエコドライブ評価から、私の運転は「ブレーキ」に課題があるようです。
ここを改善すれば電費も上がるのではないかと思いますので、気を付けていこうと思います。
まとめ
先月からさらに電費は悪化しました。
とはいえ、そこまで悪化していませんでしたので一安心です。
今月ぐらいが寒さのピークだと思いますので、これからは徐々に改善していくでしょう。
Nissan Connectのエコドライブ評価から、私の運転は「ブレーキ」に課題があることが分かりました。
気を付けて運転して電費改善に取り組みたいと思います。
「ブレーキ」を改善すると電費にどれぐらいの影響があるのかレポートしたいと思います。