電気自動車(EV)の普及が進む中、日産サクラが注目されています。その小さなボディと都市部での使いやすさ、そして何よりもその電費の良さが魅力です。このレポートシリーズでは、実際に日産サクラを購入し、その電費を中心に長期的な使用感やメンテナンスの様子を詳しく報告していきます。
今月の走行距離と電費
1月の走行距離と電費は以下の通りです。
185.3km
8.1km/kWh
ほとんどが、1回60分以下の運転で、買い物などの街中での運転となります。週末に少し長めの運転ですが、それでも100分以下でした。
めちゃくちゃ寒いときは、暖房(26℃設定)、シートヒーター、ハンドルヒーターをつけて運転しています。それ以外は、シートヒーター、ハンドルヒーターのみで運転することが多いです。
基本的に、Dレンジで、e-PedalはOFFで運転しています。
Nissan Connectアプリで見るとこんな感じです。

次に電費について詳しく見ていきましょう。
電費実績の詳細分析
実際に日ごとの電費と走行距離・時間を見てみましょう。
ほとんどが街中の運転ですので、電費と走行距離にはあまり関連はなさそうですね。
単純に電費が落ちている日は、暖房やシートヒーター、ハンドルヒーターをつけた日という事で、当然のことながら電装品を使うと電費が落ちるという事です。
それにしても、8日と10日を比べると倍ぐらいの電費の差がありますので、いかに暖房などが電気を消費していることが良く分かります。



それでは、実際の電気代も見てみましょう。
今月の電気代
686円
1kWあたりの電気代は、30円。走行距離が185.3kmで電費が8.1km/kWhですので、
サクラの電気代:686円
それでは、ガソリン車と比較するとどうなるか見てみましょう。
近所のガソリンスタンドの価格を見ると、以下のような価格でした。レギュラー価格は先月と2円高くなっていました。
レギュラー | 162円/L |
軽油 | 142円/L |
走行距離、185.3kmで、サクラに近い日産DAYSの燃費(16.12km/L)で計算すると、
レギュラーの場合の燃料費:1,862円
なんと、ガソリンと比べて、約1/3の価格でした。
ガソリンと比べると約1/3なのですね。助かります。
充電方法と充電時間
今月は、すべて家充電となっています。
我が家はV2Hシステムから充電しており、なるべく太陽光発電している日中に、充電をするようにしています。
また、夜間は、EV蓄電池が50%になるまで、夜間電力として利用しています。
今月の特記事項
今月は、新車6カ月点検がありました。特に気になることもなく、点検自体も問題ありませんでした。
電気自動車なのかもしれませんが、メンテンスノーとを見ると、点検項目は10項目。
電気自動車特有な所としては、充電ポートの異物混入及び損傷でしょうか。
これは良い点検項目と思いました。
- 不凍液(冷却水)の量
- 充電ポートへの異物混入及び損傷
- ゴムキャップ内部確認
- タイヤの空気圧
- 点灯装置、方向指示器の作用
- ブレーキ液の量
- ブレーキの効き具合
- ブレーキペダルの遊び及び踏み込んだ時の床板との隙間
- 駐車ブレーキの効き具合
- 12Vバッテリーの液量
6カ月乗ってみて、電気自動車ならではの乗り心地がとても気に入っています。
また、ガソリンスタンドに行かなくてよい生活というのはなかなか良いものですね。
今月の電費から学んだこと
毎度のこととなりますが、暖房の電費に与える影響は大です。
暖房をつけないで運転すると大幅に電費が伸びますので、暖房をつけなければ相当な節約になると思います。寒いと難しいですが。。。
可能な範囲で節電を行っていきたいと思います。
バッテリーは寒さに弱いと良く言いますが、現時点で寒いからといって不都合はなさそうです。
関東ぐらいの寒さではあまり関係ないように思います。どこかのタイミングで気温による電費への影響について春・秋、夏、冬で比較してみたいと思います。
まとめ
先月から電費はさらに悪くなりました。寒さが一段と厳しくなっているからだと思います。
来月ぐらいが寒さのピークだと思いますので、もう少し下がるのかなと予想しています。
いづれにしても、自宅充電の場合、ガソリン車と比較すれば燃料費は各段に安いと思います。
燃料費でガソリン車と比較して元を取ろうとしてはいませんが、毎月お財布にやさしいのはうれしいことです。
もうちょっと運手に慣れてきたら、e-Pedalにチャレンジして電費にどれくらい影響があるのかも見ていきたいと思います。