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10kWhの蓄電池はどの位もつの?

家庭用蓄電池

我が家は、10kWhのニチコントライブリッド蓄電池を設置しています。

蓄電池を導入する際に、10kWhの蓄電池はどの位の時間持つのか?
この容量で足りるのだろうか?

など、疑問に思う事があると思います。

我が家、大人2人家庭、オール電化の場合となりますが、どの位の時間使えるかなどの疑問にお答えしていきたいと思います。

10kWhの蓄電池はどの位の時間使える?

太陽光発電が終わり、夜間の電池残量の変化です。

100%から20%になるまで、約10時間でした。(12/4~12/5の場合)

蓄電池の設定で、放電下限を20%としていますので20%になると放電を停止します。そのため、20%になるまでの時間となります。

当然ですが、日によって消費電力が異なりますので、一概には言えませんが、おおよそこんな感じになると思います。

大体、夏、冬はこんな感じです。

16:00以降は、暖房をつけていますのでコンスタントに電池残量が減っていきます。
夏の場合は、エアコンになります。

2023年12月4日(月)~2023年12月5日(火)
2023年12月4日(月)~2023年12月5日(火) ※1:00頃からはエコキュートの湧き上げ

ちなみに、春、秋はこんな感じです。

100%から50%になるまで、13時間でした。このペースで20%まで減った場合、おおよそ19時間後に20%になるのではないかと思います。(10/11~10/12の場合)

6時以降は、太陽光発電で蓄電し始めますので、20%までの時間は想定値です。
17:00以降、冷暖房をつけていませんのであまり減っていきません。

2023年10月11日(水)~2023年10月12日(木)
2023年10月11日(水)~2023年10月12日(木)

これまでのグラフは天気が良い場合ですので、曇りや雨の日は、太陽光発電が少なくなりますので蓄電池が100%にならないこともあります。あくまでも100%貯まった状態からどのくらい利用できるかというグラフとなります。

実際に使える容量について注意が必要

蓄電池の設定で、放電下限設定というのがあります。
万一の停電等のために、電池を取っておく設定です。
設定は、0%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、100%ができます。

0%に設定すれば、蓄電池を最大限活用できますが、夜間、0%の時に万一停電が発生した場合、停電してしまいます。

逆に、下限設定を50%と多くすれば、万一の時は助かりますが、蓄電池を通常使える時間が、短くなってしまいます。

この設定によって、蓄電池の実際に使用できる容量が変わってきますので、購入検討する際は注意が必要です。

我が家は、EV+V2Hがあるため、下限値を20%にしていますが、0%にしたほうが良いのかはこれからいろいろと試してみたいと思っています。

10kWhで足りるのか?

利用目的によって答えは変わりますが、我が家のように自家消費100%を目指すという事では足りないという答えになります。

単純に、太陽光発電の余剰電力を蓄電して、夜間に利用し電気料金を節約する利用であれば、10kWhでもそれより少なくても問題ないのではないかと思います。

とはいえ、なるべく大きい容量の蓄電池を設置するほうが良いとは思いますが、価格が高くなりますので、悩ましいところです。※太陽光発電の容量にもよります。

我が家は、4.7kWh×2個で、合計9.8kWhなのですが、7.4kWh×2個で、合計14.8kWhのほうが良かったのではないかと思っています。(太陽光は5.1kWで、まだ売電があるため)

まとめ

  • 自家消費100%を目指すのであれば、10KWhでは足りない。
  • 蓄電池の放電下限設定というものがあり、万一のために電池残量を残しておくことも考慮をして容量を決めることが重要。
  • 単純に、太陽光発電の余剰電力を蓄電して、夜間に利用し電気料金を節約する利用であれば10kWhでもOK。
  • 太陽光発電の容量にもよりますが、なるべく多いほうが良い。当たり前ですね。
  • 4人家族の場合は、もっと不足することが想定される。
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