我が家は、2階リビングの注文住宅を建てました。家を建てる際に、2階リビングのメリット・デメリットについて調べ、納得したうえで建てましたが、実際に住んでどうだったのか?
約2年間住んでみての率直な気持ちをお伝えします。
2階リビングのメリット・デメリット
実際に住んでみて、良かった点・悪かった点をまとめてみました。
- 日当たりが良く、部屋が明るい。
- 1階と比べると冬暖かい。
- 勾配天井にできるため、天井が高い。
- 階段の上り下りで鍛えられる。
- 玄関がないのでリビングを広くできる。
- 1階と比べると少し夏暑い。
- 今は良いですが、年を取った際の階段の上り下り。
- 引越しが大変。500L冷蔵庫を2階に運ぶとき手すりなどを外して運びました。
- エコキュートを導入する場合、2階の水圧を気にする必要があります。
そもそも、なぜ2階リビングにしたのか
2階リビングにしたいという事ではなく、自宅サロンを開業するためにマンションから戸建てにする必要がありました。サロンを2階にするという考えもありましたが、自宅とサロンの入り口を分離したいという事もあり、サロンは2階より1階のほうが良いという結論に至りました。
必然的に2階がリビングとなったわけです。
2階リビングにすることで建築費用は変わるのか?
2階リビングだからという事で基本的な建築費用は変わりませんでしたが、次の2点については、少し追加費用がかかりました。
- 勾配天井にするための費用。
約12万円の追加費用。 - 2階の水圧を気にしたため、エコキュートを高圧タイプのモデルにしたための費用。
当時のモデルの価格比較ができなかったので、現行モデルで比較すると、約24万円高い。
約2年間住んでみて、2階リビングはどうなのか?
ひと言でいうと大満足です。
勾配天井+日当たり良好で明るいため、すごく開放感のあるリビングで生活できます。リビングで生活する時間は多いと思いますので何よりも良かったと思います。
夏の暑さですが、1階と比べると少し暑いですが、しっかりと断熱設計されていますので、気になる暑さではありません。2階全部を1台のエアコンでまかなえるぐらいですので、繰り返しになりますが、1階より少し暑い程度です。
将来の不安点は、やはり階段の上り下りでしょう。今考えてもしょうがありませんのでその時になったら考えようと思います。
2階リビングに必要な設備
2階リビングにするなら、以下の設備を付けることをお勧めします。
- インターホン連動型の電子錠
インターホンの画面から1階玄関の電子錠を施錠できます。これがないと鍵を閉め忘れた際にわざわざ階段を下りて1階玄関の施錠をすることになります。これは結構な頻度で発生していますのでつけてよかったと改めて思います。 - エコキュートにするならば、高圧タイプを選ぶべき。
実際に普通タイプだったらどうだったのか不明ですが、高圧タイプであれば、水量が不足するという事はありませんので選んでおいたほうが良いでしょう。