我が家は、自家消費100%・電気代0円を目指しています。
その一環として、太陽光発電、蓄電池、そして電気自動車(EV)を導入しました。
これらのエコフレンドリーな選択が、実際にどれだけの経済的メリットをもたらしているのか、6月の電気代を例にとりながら具体的にお話しします。
今月の電気代(2024年6月10日~2024年7月9日)
2,158円
ENEOS電気からの請求額は、3,564円でした。
今月からは徐々に暑くなってきてエアコンを利用する機会が増えてきたせいで電気代も上がってきています。
また、梅雨時期(6/21~7/18)でしたので、売電が1,406円と少なく、実質の電気代は、2,158円となりました。
発電量が少ないの痛いですね。

電気代の内訳
電気代の内訳は以下の通りとなります。
7月から補助金がなくなるとか言っていたような気がしましたが、あまり変わっていないようです。
基本料金 | 1,870.50円 |
従量1段料金 | 1,877.40円 |
従量2段料金 | 0円 |
従量3段料金 | 0円 |
燃料費調整額 | -383.67円 |
にねん とくとく割 | -18.90円 |
再生可能エネルギー発電促進賦課金 | 219円 |
売電 | -1,406円 |
合計 | 2,158円 |
我が家の電力データ
我が家は、ニチコントライブリッドシステムを導入しており、ニチコンオーナーズ倶楽部で、電力データが参照することができます。
これらの電力データを見ていきましょう。
今月(2024年6月10日~2024年7月9日)の消費電力量
まず消費電力量です。
438.536Wh
先月と比べるとだいぶ増えた感じです。
日別でみるとこんな感じです。

消費電力量の内訳は以下のようになっています。
今月も同様、1F、2Fトイレの便座ヒーターをOFFにしており、全体の0.1%程度になりましたので、浴室・洗面室の中に入れました。
今月はリビングの消費電力が増えました。エアコンを利用する機会が増えたことが原因です。
リビングのエアコンの割合は、約30%となっていました。先月が約4%だったことから見ても大幅に増えていることが分かります。どんどん暑くなってきていますので来月はもっと増えそう。


今月(2024年6月10日~2024年7月9日)の太陽光発電量
続いて、太陽光発電量です。
579.516kWh
梅雨時期だけに太陽光発電量が少ないですね。一応、消費電力量よりは発電量が上回っています。
5月と比べると、10kWh以下の日も多く、また、20kWh以上の日も少ないといった感じで天気があまり良くなかったことを意味しています。


今月(2024年6月10日~2024年7月9日)の売電量
今月の売電量です。我が家の売電単価は、19円/kWhです。
東京電力パワーグリッドからの売電量は、74kWhとなっていて、おおむねニチコンオーナーズ倶楽部のデータとあっています。
東京都は、6/21に梅雨入りしましたので、以降、売電量が少なくなっているのが分かりますね。
74.712kWh


今月(2024年6月10日~2024年7月9日)の買電量
今月の買電量です。
買電量は先月よりも少なくなりました。
東京都は、6/21に梅雨入りしましたので、6/21以降、買電が増えているのが分かりますね。
梅雨明けまでは、買電が多くなりそうです。
65.954kWh


太陽光発電などがなかった場合の電気代
仮に太陽光発電がなかった場合の我が家の電気代を考えてみました。
単純にするために、燃料調整費や再エネ賦課金などは除いて、基本料金と従量料金のみで考えていきたいと思います。
今月の消費電力量は、438.536kWhでした。
15,096円
内訳は以下の通りです。
今月も約15,000円になるとは。
やはりオール電化の電気代は高くなりますね。太陽光発電が必須であることを改めて認識できました。
基本料金 | 1,870.50円 | 60A契約 |
従量1段料金 | 3,600.00円 | 最初の120kWhまでの1kWhにつき30.00円 |
従量2段料金 | 6,273.95円 | 120kWhをこえ300kWhまでの1kWhにつき35.05円 |
従量3段料金 | 5,139.69円 | 300kWhをこえる1kWhにつき37.10円 |
合計 | 15,013.64円 |
今月の自家消費率
今月の自家消費率を計算してみましょう。
自家消費は、太陽光で発電した電力をどれだけ利用できたか。という事になります。
これもまた、ニチコンオーナーズ倶楽部の電力データから確認することができます。
今月は87%でした。だいぶ発電した電力を有効に活用できているようです。
今月は、発電量が少なく、売電量も少ない。また、買電が多いのでこのような結果となったと思われます。

自給率というものも考えてみましょう。
自給率は、使用電力量に対して、太陽光発電でまかなった電力の割合となります。
今月は、85%でした。残念ながら先月から後退しました。梅雨入りでしょうがないか。
これが100%になれば、電気代ゼロが実現できます。頑張ろー!!


まとめ
我が家の電気代を見てきました。
今月は梅雨入りの影響で太陽光発電量が落ちました。結果、売電が少なく、買電が多くなるという結果でした。やはり太陽光発電量が肝になってきますのでこれが落ちてはどうしようもないですね。
何とか節電も考えましたが、エアコンをつけないといけないような暑さもあって、夏の節電は難しそうです。
消費電力の多い部分を詳しく分析をして、無駄に使っていないかなど見てみようと思いました。